配管などのパイプは耐薬品性が重要
金属のような強度のある丈夫な素材も、薬品にさらされると腐食してしまって穴が開くことがあります。
一見丈夫そうな鉄パイプでも金属は酸に弱く、そこから漏れ出てしまった液体は周囲に飛び散り、大きな被害を発生させてしまうでしょう。
それが有害な物質であった場合、健康被害に発展してしまう危険性もあります。
そのため配管には耐熱、耐薬品性など特殊な環境にも耐えることができる丈夫な素材が重要です。
配管は通常壁の中や地面の下を通るため、一度設置すると簡単に交換することができません。
常に長期間の運用を想定した耐久力が求められています。
管の中を通る物質からの影響だけではありません。
地中に埋まっている配管では外からも圧力が継続的に加わってくるため、変形してしまったり割れてしまう可能性があり、熱や薬剤に対する耐性だけでなく、力を加えてもしなやかでいる必要もあります。
軽く様々な条件下での耐久力に優れた優秀な素材を作ることは簡単ではありませんが、使用する条件を想定して数ある素材の中から適切なものを見つけることはできます。
例えばフジパイプ7000シリーズのように、7000は耐酸・耐アルカリ性用、7100は高温の酸化性のある酸や有機溶剤向け、7300は高温の塩素ガスや弗酸向けといった具合に、適した素材を選ぶことで、長期運用が可能になります。
利用する条件を説明し、アドバイスを貰いながら適切な素材を選択していくと良いでしょう。